天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

ぐっと ぐぐぐっと

昨日は

代々木で

野嵜貴子ちゃんの

個展を覗いて

渋谷で

ウィルチンソンの

演劇公演を見た。

野嵜ちゃんに

まず

ストレートパンチ

かまされた。

すごくすごく

絵が

面白くなっていた

ぐっと

繊細・丁寧に

ぐぐっと

遊び心が大胆に詰め込まれ

ぐぐぐっと

目にばーんと

目にふんわりと

飛び込む絵になってた。

絵のことは

わからない

と 言ってた私だが

すごく良いのが

よくわかった。

8月の個展から

4ヶ月しか

経ってないのに

私が

ふにゃけたり

へにゃけたり

してる間に

着実に

歩みを進めてる

焦るぜ!

気持ちいいぜ!

んで

そのまま

ウィルチンソン公演

からくり七味の

根田さん

矢口さんは

舞台に立たず

作・演に徹するとのこと。

宮沢賢治の短編を

モチーフに

優しく

悲しい

5つの物語。

なんて

絶対嘘だな!

と思ってたが

もちろん

嘘だった。

最初は

いろいろ

鼻について

嫌だなと思った。

少しがっかりした。

私に言われたかなかろうが

演者は

上手くなく

(一人だけ芝居畑っぽい人がいた)

身体で迫る

熱もなく

女性の

気持ち悪い

作り声や

奇抜な

設定や

いろいろ

反感を覚えた。

そう、私は

忘れていた。

彼らは

ハードルを

下げるのが

上手いのだ。

肩透かしを

上手に使って

ハードル下げるだけ下げて

最終的にセンスの良さで

たたみかける。

後半

加速も加速。

もう下手さや

安っぽさも

気にならない。

むしろ

それが癖になる。

上手いもの

自分好みなものを

求めて見ていた

自分が

恥ずかしくなってくる。

わかってて

やってやがる。

だけど

イヤミじゃない

作り手側が

上手いでしょ

キレイでしょ

笑えるでしょ

押し付けてこないから。

自分たちが

面白いと思ってて

興奮しながら

作ってる

それだけな二人。

変わってない。

やっぱり

センスいいなぁ