天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

敵は苦手意識

私は

音楽に

苦手意識を

持っている

小さい頃

母親に

婉曲に

音痴と言われ

(正確には

「あぁあんたはお父さんだねぇ」

注:父は激・音痴)

4歳から

10年ピアノを習ったが

全っ然

弾けず

大学の合唱団では

協調性のない

声量シンガーの

地位を確立した。

だからどうしても

私の出している音は

「正しいのか?」

それが

気になってしまう。

不思議なもので

なんも気にしなければできることでも

気にしすぎると

上手くいかない。

早く

上手くならなきゃ

って

なんか

ずっと焦ってた

そんな

ここ数ヶ月。

だけど

私は本当に

音楽をやりたかったのか…

…はっ!

違うじゃん!

面白いこと

自分の身体と声が

最大限にいきること

上手いとかすごいとか思われるより

聴衆の耳を

奪うこと

それがしたかったんじゃん。

数日前にそれに気付いた。

そこで

考えた。

できないことを

無理して

やるんじゃなくて

できることを

できそうな切り口を。

得意なことは

何だったか…

むむ…

あ!

そういえば

国語の本読みは

よく誉められた

いつも推薦されて

放送委員会

弁論大会は常に上位で

なんかでかい大会にも選ばれて出た(えっへん)

芝居をして

そんなものは

何の役にも立たないと

私の話は何も面白くないと

思い知らされはしたが

歌よりは

得意なんじゃないか(おい!)

というより

誉められた朗読をしてたころの

思考回路で

歌えばいいんじゃないか。

余計なこと

難しいことは

考えず

とにかく

文章の内容だけ

考えて

そして

「ちょっとこう言ったほうがより面白いわよね」

って遊び心を

織り交ぜつ。

それだけ考えて

最近

歌っている。

そうすると

すごく楽しい。

これでいいのだ~♪

と全肯定できるわけではない

本日の秋田犬ライブ

でも

方向性は間違えてない。

それに

ちゃんと楽しかった。

緊張したけど。

共演の方たちも

すんげぇ濃くて

とくに

YOWGRETOのギターの方に

若き日の

知久さんを

思った。

(音楽性とか全然違います。私の勝手な観点。悪しからず)

テイカさん主催の

ライブにも

誘われ

わーい!

楽しい気分で

満員電車で

隣に立つ

知らない

おじさんの

読んでいる

美味しんぼ

盗み見ている

帰り道。