天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

あった!あった!

私が好きな作家は

寡作・遅筆が

多いので

がっついたら

ぺろっと読んじゃう。

そんなの寂しい。

だから

新刊が出ても

すぐには買わない。

読んでない本が

まだある

ってのが

嬉しい。

好きなおかずは

とっておくタイプ。

最終的に

損することが多いけど

それはそれで

幸せなタイプ。

「あ、新しいの出たんだ♪

丁寧に読もうっと♪」

と思ってるうちに

本屋から見かけなくなることも

しばしば。

あ、

取り寄せは

反則なんです。

私の中で。

そんな風にして

手に入れ損ねてた

川上弘美さんの

エッセイ

発見!

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さすが

新宿紀伊國屋っ☆

川上弘美

恋愛小説も多いし

美人だから

流行女流作家として

括られがちだか

ちょいと

お待ちよ

おまいさん!

風呂場のことを

「バスルーム」って

書いちゃう類の

シャレオツ作家と

一緒にしないで。

(※個人の感想です)

恋愛小説も

もちろんだが

彼女の本質は

日常の中にある

ぼんやりした

違和感を

ぼんやりしたまま

上手に切り抜くセンス!

「真鶴」

とか

ストーリーとしては

謎が謎のままで

非常に消化不良なのに

文体そのものが

艶やかで

おおらかで

その消化不良も含め

うっとりしてしまう。

好きすぎて

何度

真鶴(何もない漁港)

に行ったことか。

そうよ

あたいは

ロマンチスト☆

んで

彼女の本領は

エッセイなんす。

その中でも

東京日記シリーズ!

ふざけてんのか!

と愛をもって

ツッコミたくなる。

スキだらけの

隙のない

エッセイ。

「5分の4くらいはホントだよ」

っていうコピーも

秀逸っ!

その3巻

「東京日記ナマズの幸運」

が出てたのに

機を逃してて…。

やっと見つけた。

正直

すぐにでも読みたい。

けど

ライブ帰りで

しかも

ラストの

ビジネスパートナーを聴いて

ふわふわした

頭のままじゃ

もったいないから

読まない。

なので

ブログ書きつつ

今日のライブの反省…。

うーん、

練習や熱が

行き届かない歌を

リストに入れちゃ

ダメだな。

簡単に崩れる。

昔の歌のほうが

歌い易さ無視して

作ってしまってるから

練習がいるんだな。

路上ライブやって

まんべんなく練習しよう!