「アナと雪の女王」を見て
主題歌「Let it go」の歌い出し
「降り始めた雪は足跡消してー」のメロディが聞き覚えあるなあと
ぼんやり気になっていた。
気づいたのは火曜の朝。
ありのー♪ままのー♪と
鼻歌を歌っていたら、ふと
「兄貴は消えちまった親父の代わりにー」と口をついて出てきて
思わず膝を打つ。
ハマショーだった!!
浜田省吾Money!!
これのAメロだわーいやースッキリ。
てか、改めてハマショー聞いたらもう、ベタベタだけれどもパワーあるし声良いし、思わずアルバムをダウンロードしてしまった。
アナ雪、昔見たのに
驚くほど内容を忘れていて
新鮮な気持ちでストーリーに驚いて、
こんな驚きの展開をすっかり忘れていた我が忘却力にも驚いた。
王女と王子が一目で恋に落ちてハッピーエンド、という安直な展開ではないところにグッときて
「シンデレラも白雪姫も古い!これこそ現代の乙女に有効なラブストーリーだわ」なんて、そういえば前も思った。
そして、やはり抑圧された(されてるか?)現代女性の一人として
勝手な共感と自己投影のシーンはあそこですね。
閉じこもっていたエルサが
一人で雪山に駆け上り
抑えていた魔法の力を思いっきり発揮して雪の城を築くシーン。
もちろん名曲レリゴーとともに。
このシーンと勝手に
ほんと独りよがりに重なるのが
Live Garage秋田犬と出会った時のこと。
秋葉原の片隅
地下ガレージにて
抑圧されていた魔法つかい(ミュージシャン)たちが
ありのーままのー♪
レリゴー♪レリゴー♪と
雪、冷気の代わりに
個性豊かな自作の歌を
ブシャー!バジャー!とぶちまけていたのです。
「上手い」とか「売れそう」とか度外視
「自分が好き」「自分がいいと思う」「自分が楽しい」
そんな感情が
自己満足で完結することなく
伸び伸びとした熱量となって渦巻いていました。
今思い出しても、当時出演していた人たちは荒削りながらもおもしろく、
自分は個性的だと思っていた私は
衝撃を受けました。
中でも、地下の女王
秋田犬のエルサこと
花本麻里絵ちゃんは衝撃だったな。
「アナ雪」も2が公開間近なので
「ふみ地下」も2に続きます。
さてそんな地下のお城で日曜日
久しぶりに歌います。
11月24日(日)秋葉原秋田犬(http://www.akitainu-garage.com/)
「アキバガレッジナイト」
開場18:30 開演18:45 チケット¥1500+DRINK(¥500~)
出演:野口明伸
天元ふみ
荻野里枝子
o.a.ウンティー佐々木