そのエネルギーが
役立つにしろ立たないにしろ、
持て余して抑えて閉じ込めたことのある人にとって
エルサが雪山を駆け登り
ブシャー!バジャー!と雪と氷と冷気をぶちまけ
氷の城を築くレリゴーシーンは爽快だと思う。
はい、またアナ雪の話です。
アナ雪2公開らしいですね。
観たいなー。
私も勝手に感情移入する。
過不足ない人、というのが
社会人の模範だと思うので
過剰なエネルギーや
奔放な言動は抑えて生きている。
(ちょいちょい溢れてはいるらしいけれど。)
しかし、それでは昇華されない
創造意欲と表現欲求を持て余してしまう。
「創造意欲と表現欲求」なんて言葉にするとかっこいいけど
もっと自分勝手に面白いこと考えたいー!
それをぐわーっと発表したい!
という幼い衝動。
それに身を委ねて発散しないことには日常がままならない。
何のためにライブを始めたか?
売れたいから!でも、誰かのためでもなく
そもそもの始まりは、自分の過剰なエネルギーを効率よく使うための、ある種のセラピー(ふれでりっく書院!)なのだった。
そんな厄介なエルサが
ここならひとしきりレリゴーしても人様に迷惑かけまいと駆け込んだのが
Live Garage秋田犬。
ここには既にレリゴーしまくっている先輩エルサがたくさんいた。
私が入ったときには花本麻里絵ちゃんや、今泉沙友里ちゃん、グリゲアリアス亀や、Ayame the Cassisといった人たちが氷の城をバッコンバッコン築いていた。
そして、クセ強めの地下の女王たちを包み込むオーナー馬場孝幸氏。
「ここに出ている奴らに、売れるような、売れているような音楽を作れ、なんて俺は絶対言わない。そういうものを追いかけ始めたら、逃げられるだけだ。じっと待つんだ。自分が、これがいい!と思う音楽をやりながら、待ち続ける。そしたら、そのうち、向こうからやってくる。かもしれない。」
「雨本、お前いいよ。いいと思うなー。ま、俺がいい!って思う奴、売れないんだけどな(笑)」
なんて言われてすっかりその気になりました。
いいんだ!って。
もちろん、自分さえ、気持ちよければいいと開き直るつもりはないし
人に伝われー!とは思うし、いい歌うまれろー!そして広まれー!人気出ろー!とも思う。
ただ、活動の根本に
ありのーままのー姿見せるのよー!というエネルギーが満ちていることを大切にしたい。
そんな風に思わせてくれる場所
Live Garage秋田犬で久しぶりに歌ってきました。
馬場さんにお会いすることはできなかったけれど、お元気と聞いて一安心。
PAグッチさんや受付の福島さん
そして看板犬も健在で嬉しかったな。
とりあえず、レリゴー楽しすぎて
歳納めにもう一発、しかもワンマンライブやることにしました。
みなさん、2019年を忘れに来て。
12月26日(木)
天元ふみ年忘れワンマンショー
@二子玉川GEMINI
開場 18:30 開演 19:30
予約 2400円 当日 2900円