天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

市川、新宿、銀座に日比谷

スランプでした。

声が出ないのは

もちろん

それより

自分のやっていることに

胸を張れない感じ…

それが

2月くらいから

ずっと

もやもや続いてて

一昨日

市川アルマナックハウスでのライブ

大事な人の

適切な指摘に

逆ギレしてしまう

体たらく。

翌日

ねっとりした

自己嫌悪を

軽く引きずりつつ

友人が

出店している

フリーマーケット

冷やかしに

新宿に

行きました。

美大で

金属加工を

専攻していた

友人もいるので

作品を

売っているのかと

思ったら

そうではなく

炎天下

ポーっと座って

古着や鞄を

売ってました。

「ごめんね~

作品はここでは

売れないから売らないの~」

となんとも

おっとり。

「個展はね

あんまり作品多くないから

しないかな~」

「グループ展は

やるよ~

鹿児島で。

やっぱり

故郷でやりたい」

なんともマイペース。

売られてる

鞄(私が普段使ってるのよりずっと上等)を

買おうとしたら

もう一人いた

友人と

「え~いいよ

お金いらないいらない」

なんたる

商売っ気の無さ

初夏の陽気と

二人のほんわかムードに

すっかり

毒気を抜かれた

新宿を出て

これまた友人

野嵜貴子ちゃんの

グループ展を

見に

銀座に

行きました。

絵のことは

わからない。

だけど

すごいな。

可愛いのに

見てて

気持ちの

ザワザワする絵を

描く人だなぁと

思ってたけど

そのザワザワを

前より具体的かつ

リアルに感じましたた。

子どものころの

季節の変わり目

薄暗い夕方

興奮と興奮の間の

妙にしんみりと

ぽっかり不安な

気持ち。

そんなときに限って

お母さんは

不機嫌で

弟は

ぐうぐう寝ていて

私だけ

どこかに取り残されたような気分になる

あの感じ

思い出してしまった。

って私の

気分の匙加減か。

何の賛辞にも

なっとらん。

ごめん、でも

すごいと思った。

私も

うだうだ言ってないで

できることを着実にやろうと。

そんな銀座から

歩いて

日比谷

なんつっても

フラカン

野音ワンマンライブ!

そうそう

この感じ

卑屈でヤケクソと評される

音楽性が高いとは

あまり言われない

けれども

熱のある演奏

何より

自分たちが自分たちであることを

自分たちにできることを

ちゃんとわかって

胸張ってる感じ。

いいな

私も声でるか不安ですが本日

船橋で歌います