天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

ヤバモノマニアはやめられないっ

母と話してて

人の好みを

ざっくり分けると

減点ポイントが無いことを良しとするタイプと

1つ

突き抜けたものがあったら

それに惹きつけられるタイプの人が

いるなと

感じた。

母親は前者

私は後者

どちらかといえば。

だから

母親のいいと思うものを

私は時々

つまらなく

感じる。

母親は

私の好きなものは

変でいびつ

という。

そう

私は

やばものマニア

仕事場の

そばにある

絶対ヤバい

ラーメン屋が

ずっと気になっていた。

狭い入り口

汚い字の看板

サービスメニューのサービス度合いの節操のなさ。

店の前に

意味不明に積まれた弁当の雑さ

美味しそうとも

楽しそうとも

違う

ヤバそう

という理由で

惹かれていた。

客のいない

(ランチピークじゃなかった)

店内は

ダンボールの山

テーブルに乗ってる従業員

汚い手書きメニュー

飛び交う外国語

帰ろかな

と思ったが

どうぞどうぞと

満面の笑み。

まぁ

いいか

安いし

腹ペコだし

つけ麺をオーダー。

なんとなく

味も

期待できない感じ…

一口たべたら

食感は

ぬめぬめしてて

有り得ない

甘酸っぱさで

若干

気持ち悪く

なりかけた。

けど

食べてると

だんだん

美味しくなってきた。

普通

ラーメンや

つけ麺は

最初

めちゃくちゃ

美味しくて

だんだん

飽きていく。

普通のラーメンでは

感じられない

美味しさのクレッシェンドだった。

不思議と

満足感いっぱいで

店を後にした。

どちらかといえば

やっぱりまずかったのにな。

また来てしまうかも

と思った。

この感情の源は

なんなんだろ。