天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

私がいちばん恥ずかしかったとき

うっかり昼寝してたら

病院の予約時刻をとっくに過ぎてたので

ま、いっか

って

走りに行った。

山手通りから早稲田通りへ

神楽坂から飯田橋

桜も木蓮も咲いてて

暖かくって

花粉もさほど気にならなくて

心地良かった。

そういえば

大学入学という口実のもと

上京したのは

8年前のちょうど今頃だったな。

その頃

ドキドキしながら歩いた道を

今日は

しみじみした気持ちで走った。

茨木のりこの

「私がいちばんきれいだったとき」って

18、19の頃のことなんだろうけど

私にとって

18、19のときって

「私がいちばん恥ずかしかったき」だ。

あんまり思い出したくない。

わからないことだらけで

びくびくしてて

決断力なくて

ふわふわしてて

でも

20歳になったら

感受性は腐ると思って焦ってて

なんとなくがつがつしてて

へんな劇団入ってみたり

合唱してみたり

不細工な恋愛してみたり

バイト先で胸ぐら掴まれたりしてた。

あの頃、

8年後もこうしてふわふわしてるなんて

思わなかったんだろうし

でも、8年後も

歌ってるなんて思わなかったな。

たぶん

ずっとこうなんだろうな。

早稲田通りを真っ直ぐ進んだら

あっという間に

神楽坂、飯田橋

ふと思い立って

噂の

東京大神宮に

行ってみた。

ん~

Theパワースポット!!

空気清浄器つけてねえか

ってくらい

空気がよかった。

んで、

女子ウケするだけあって

隅々までキレイ。

んで集う女の人たちも

みんなキレイな格好してきてた。

その中で

ランニングスタイルで、帽子、マスク

背中には

「鶴丸排球部」

…恥ずかしい。

今でも十分恥ずかしいぞ、ふみこ。