天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

開拓のつもりが再発見〜岩沢厚治のギタースタイル〜

引っ越した先では

色々なチャンネルが見られるみたい。

音楽の番組も充実しているようで嬉しい。

いかんいかんと思いつつ

最近ほんと開拓不精になっていて

気がつけば深夜ラジオばかり聴いてしまう。

ビリーアイリッシュだって

バナナマンのラジオで知ったし。

サチモスはおぎやはぎのラジオだし。

でも、がんばって色々聴いたところで

感性の受容体のコンディションが整っていないと心が震えないからなあ。

知識だけ増やしてもねえ。

いや、あって損はないのかな、知識。

そもそも感性のコンディションが〜とか言ってると、どんどん老けていく一方なのかも。

お母さんも「年を取れば取るほど、調子のいい日なんてなくなる」って言うし。

よーし!

開拓開拓!

 

という気持ちで臨んだが

まず最初に惹かれたのは

ゆずPV特集で。

もう見なくても脳内再生できるレベルで覚えている過去のゆずヒットメドレーにほくほく。

違う違う。そんなつもりじゃなくて。

10代の感性の遺産で生きていきたくはないんだよ。

と思いつつ。

新たな発見が一つ。

私は岩沢厚治の「ギターを弾く姿」が好きである、ということ。

1.声、2.つかみどころのない歌詞、3.王道フォークっぽくみせて変則的ときどきブルージーな曲、という順番で

「岩沢さん大好き」の要素がくると思っていたが。

あと、4.童顔、と、5.変えない髪型、と続く。

 


でも、それらの要素よりかなり上位

2位くらいに「ギターの弾き方」がくると今回わかった。

立ち姿に歪みがない。

ギターなんて弾いていると歪むのだ、絶対。左右非対称だし。下向きがちだし。

なのに、岩沢さんは

無駄な力なく、足を肩幅に開きまっすぐスッと立ち、自然に振り下ろしているだけに見える。

手元はほとんど見てないし。

いや、PVだし、当て振りでしょと思うなかれ。ライブ映像でも、そう。

歌っているときも力みがない。

あの半端ない高音を「ちわーす」くらいの気軽な顔で出すからすごいなと思う。いや、力みがないから高音が出るのか。ときどき苦しそうにもするけれど、それはそれでかえってセクシー。(もうなんでもありだな)

私自身やりがちなんだけど、熱唱してます顔って好きじゃないのよね。

気をつけよう。

そして、声を真似たいときは顔を真似すれば良いように

音を真似たいときは姿を真似すればいいのかもしれない。

私も力みなくまっすぐ立ってギター練習しよう。

あーやっぱ岩沢厚治尊い

開拓はどうした。

 

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  • アーティスト:ゆず
  • 発売日: 2020/03/04
  • メディア: CD
 

 新譜出るから特集してたのかぁ