天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

青ざめた

忘れもしない

去年の8月16日

初めてMANDA-LA2

歌わせていただいた。

ただ

歌ってたときの記憶はない。

もう本当に

心臓破けるかと思うほどにバクバク

緊張しまくっていたので。

手も喉も全然思い通りにならないから

ちっとも満足いく演奏できなかったことだけ覚えてる。

それから1年。

とにかく

この緊張癖から

あがり症から

なんとかせねばっ!

たくさんステージに立って

克服した

…つもりだった。

昨日のMANDA-LA2

あがらず

のぼせず

落ち着いてステージに立って

歌ってる意識もあり

ちゃんとそれぞれの歌に熱もあった。

つんのめり気味だったけれど

ちょっと

ここ最近でも

いい出来なんじゃね?

と勘違いしそうになった。

ただ

終演後

思いがけないご指摘に

青くなった。

曲間の

お喋りの

言葉遣いに対するご指摘だったのだが

正直

私はその言葉に関して

な~んにも考えてなかったのだ。

指摘された内容よりも

自分が何も考えていなかったことに

気付いたショック。

ステージに立って

何か発する以上

絶対に

絶対に絶対に

意図があり

自分の意思で制御されていなければいけない。

隙があるとしても

それは

意図した隙でないといけない。

もしくは

覚悟をもった隙。

…無かったのだ。

完全に素だった。

これは1年前なら

有り得ないこと。

去年の

緊張しまくって

呼吸するのもギクシャクしていた

あの真摯さ

あの必死さ。

それだけは

失っちゃいけないのに。

この1年で

強くなったんじゃなくて

鈍くなってたんだ…。

ヤバい。

と思ったけど。

まぁ去年よりは

上手くなった部分もあるし

好きな歌も増えたし。

気持ちを引き締めて

これから気をつけていけばいいのだ。

大丈夫、大丈夫。

進歩しているんだ

…たぶん。