天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

久々に路上

金欠

スタジオ代ピンチのため

「そうだ!

せっかくだし

路上で歌おう」

自転車シャコシャコ

吉祥寺。

アーケードがあって

人通りもある

わりかし

いい場所で

1時間弱。

わんわん

声を響かせて

気持ち良かったなぁ

ほとんど

1年ぶり。

そうか

これくらい

声出してたんだ!

と。

縮こまるつもりは

なくても

やっぱり

ライブハウスだと

遠慮している

部分が

あったんだなぁ

と実感。

ただ

ライブハウスで

歌ってたおかげで

強くなった部分も

実感できた。

それは

1年前より

ずっと

人目に対する抵抗が

なくなってる

ということ。

路上でしか

歌ってなかった去年までは

通行人の反応と

自分の気持ちを隔絶することで

歌に集中していた。

「聴かなくていいよ」

と思うことで

恥ずかしさや

自分の動揺を

抑えてた。

路上だと

「面白くない」

「聴きたくない」

と感じた人は

すぐに

通り過ぎる。

通り過ぎられることに

慣れるのは

あんまり

ツラいことではない。

なので

路上で歌うのなんて

実はそんなに

つらくない。

それよりも

「面白くない」

と感じながらも聴き続けてもらうことのほうが

しんどい。

このことを

ライブハウスに

出始めて

初めて知った。

「今、面白くないと思われてるんじゃないか」

と思いながら

歌い続けるほうが

しんどい。

「わー!わー!

失敗した。

絶対へたくそと思われてる!

引っ込め、と思われてる!」

舞台上で

どんどん

自意識過剰に自分を追い込んで

歌なんか

うわのそらに

なっちゃって

空回り

空回り。

地獄だし

逃げ出したい。

ちょっと大袈裟(笑)

そんな気持ちで

ステージを続けて、

たどり着いた結論は

「気にしなければいい」

というか

「気にしてたらきりがない」

ということ。

とにかく

愛しい自分の歌に

自分自身が

没頭して

その歌の

その歌らしい姿を

できたときのそのままの気持ちを

舞台上で

体現する。

そうすれば

自分が

気持ちいい。

楽しい。

それだけじゃダメだけど

それがなきゃダメ。

って

やっと気づいた。

昨日は

道端で

自然な気持ちで

歌えてることに

我ながら驚いた。

ただ、

だからって

人の歩みを

止められるほどにゃ

まだまだ

ならないねぇ

遠い目。