天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

2018年を取り戻せ!

ふみニストの皆さま
ご無沙汰しております。
2018年
ボーッと生きてんじゃねえよ!としかられそうな天元です。
ブログ更新も滞り
ご心配をおかけしておりました。
申し訳ございません。
夏に鹿児島の実家に帰り
災害級の暑さの中
数年ぶりにがっつり甲子園を見て
金足農旋風に巻き込まれてました。
身体は
キレッキレにU.S.Aを踊れるくらい元気なのですが、
そしてまた実際踊っているのですが
家の事情で、まだ鹿児島におります。
いつのまにか秋が過ぎ、冬が来て
そういえば
15歳で家を出てから
家族とこんなに長く過ごすのは初めてだなあとぼんやり考えています。
家、ついて行ってイイですか?で酔って喋った内容は本心であるものの
家族は愛しているし、本当にありがたいなあと。。
父の部屋着を借り
完全なるおっさん姿で
家族の愛をかみしめております。
おっさんずラブです。
にしても
おっさん部屋着、半端ないって!
言っといてや、こんなに着心地いいんやったら!

 

 

さて本題
無計画運休中の私を
スーパーボランティア並みの慈悲の心で気長に見守ってくださってる皆さまに
お知らせしたいことがあります。


そろりそろりと
ライブ再始動!


本当は
ワンマンで幕開けようかとか
色々考えてましたが
いいタイミングで
お声かけいただいたこのイベントは
濃厚アダルトな気配がムニンムニンだったので
出演することにしました。
新作多めで、臨みます!!

 


2019年3月29日(金)/下北沢BREATH(東京)

 


18禁!間々田優×若林美保コラボ公演
-ままみほ音女遊戯(おとめゆうぎ)・肌-
出演:間々田優/若林美保/天元ふみ(O.A.)
開場・開演:18時30分開場/19時開演
価格:¥4500+1dr
当日券は+¥700ですので、ご予約をオススメいたします〜〜
席数が少ないです。お早めのご連絡いただけると確実です〜
恐縮ですが。


ご予約は天元まで、フェイスブックなりツイッターなり、リプ、DM、もしくはブログコメントまたは23amamoto@gmail.comまで
お待ちしております。

 

f:id:amamoto23:20181217174002p:image

 

 

 

最後に
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが
2018年の存在感の薄さを取り戻すべく今年の流行語を無理矢理散りばめています。
君は何個見つけられたかな?
ん?安易な発想だって?
そだね〜

 

 

竜宮城のススメ

浦島太郎の話って
教訓がわからない。
確かに「玉手箱を開けないで」という忠告は守らなかったけれど
浦島太郎はせっかく亀を助けて
亀に誘われたから竜宮城に行っただけなのに
最後は孤独な老人になっちゃうって
幼心になんだか理不尽だなって思ってました。
理不尽こそが真理ってこと?
ま、いいや。
とにかく、浦島にとって竜宮城は
楽しかったろうな〜って話です。
地道に毎日漁をして暮らしてて
ある日突然
豪奢な竜宮城に迷い込んで
美女、酒、音楽。
そら刺激的だったろう
我も忘れるでしょう、と。

 

 

できることなら
毎日の仕事後に
1〜2時間でも
ふらっと立ち寄れる竜宮城があればいいなと思います。
ライブハウスが
そういう場所であればいいなと。
ライブとか
あんまり行ったことないけど
なんだか恐いわぁという方に伝えたい。
一口に
ライブができるお店と言っても
百店百様
音楽も様々で
集う人々、雰囲気、何もかもが全然違います。
苦手かも〜という固定観念
どうぞ持たずに。
たとえ、なんか合わないな、と思う場所があっても
そこはそこ。他所は他所。
別の機会に他のお店に足を運ぶことをどうぞためらわないでください。
肌に馴染むお店
また生で聴いてみたい音楽があれば
楽しくなりますよ〜。

 

 

そこでは
あなたがあなたである日常を離れることができます。
それはお客さんとして行く場合はもちろん
演者とて同じこと。
ステージで歌う天元ふみは
日常を暮らす私自身とは違う
創作物なのであって
共演する他のミュージシャンもそんな感じなのでしょう。
創作物だからこそ
幻想だからこそ
素直でありのままでいられる竜宮城。

そんなライブハウスに

あなたが迷い込む機会を楽しみにしています。

 

 

 


天元ふみミニライブ 2018/7/17 竜宮城の歌

 

 

無責任な「ごめんね」のススメ

ある時、ふと
「なんかこう
結局、何もかも自分のせいだけど
そもそもそんな自分が生きているのって
自分のあずかり知らぬ『流れ』のせいだよなー」
って思って。
もっと人生に対して無責任でいいんじゃないか、と考えたことがあります。
理想を持ったり悲観したりする対象じゃないよな、人生って。と。
てか、どいつもこいつも私も
人生人生言い過ぎなんだよな〜
縄文時代の人とか、江戸時代の人とか
そんな大層なことを考えず
日々をがむしゃらに生きてたんじゃないかしら、と。
だから
上手くいかない人生を無責任に歌おう、と。

 

無責任といえば
「あんたの『すみません』は無責任なのよ!」と怒られたことがあります。
…確かに。
ごめんね、すみません、申し訳ございませんでした、は確かに無責任です。
裏を返せば
「もう私にゃどうしようもないんです。悪いね」ってことですもん。
怒る気持ちもわかるなーと。
でも「悪いね」って気持ちがあるだけマシじゃない?可愛くない?
能天気でごめんね?
私だって上手くいかなくて残念なのよ?
でも、これはぜーんぶ、前世だか神様だか宇宙だかよく分からないけど、よく分からないもののせいだから仕方ないよねー!!ウインク!
責任感の強すぎる皆様が
そんな気持ちになーれ☆

 

そんな気分で作ったような
そうでないような歌
「ごめんね」です。
絶妙なグッドタイミングもあれば
絶妙なバッドタイミングもある。
それはもう予想外の角度でやってくる。
不思議で不条理で不可解で愉快な
あなたと私の出会いとつながりに幸あれ。
そしてごめんね。

 

 

 


天元ふみミニライブ 2018/7/9 ごめんね

 

 

「勘が冴える状態」にまつわる考察と宝くじ

「いいことがありそうだな〜」
「嫌なこと起こりそう〜」という勘は
我ながらよく当たります。
ただ難しいのが
「いいことがありそうだな〜」という勘に
「いいことがあって欲しい!」という欲が混じると
わけが分からなくなります。
無欲で無心の状態のとき、ふと、
「あ、なんかいいかも」と感じるとき
そしてその後もそれを意識しないとき
いいことが起こります。
くじにも当たってきた気がします。
常に無欲無心ならば
見える感じる世界はクリアーなんだろうな!

 

ただ
基本いつでも頭の中には欲が渦巻いているので
無欲無心の状態って
とてもレアです。
ああ!欲や余計な思念が消えれば
もっとスマートにスムーズに
生きられるのに!と思っております。
「興味ない顔で/興味ない顔で/興味ない顔で生きてる」と歌っている拙作「百も承知のブルース」には
そんな無欲無心への憧れも込められています。
「あんまガツガツせんで興味ない顔で生きんさい」という自分への言い聞かせでもあります。
ガツガツしないでコツコツやるって
結構難しいんだよなぁ
根が張り切り屋さんなもんで。

 

 

さて、宝くじ買いました。
というのも「あ、今、無心」と感じたからです。
いや、無心というか
色んなことで頭と心がいっぱいで
余計な考え事をしている場合でなかった。
そんな折、それらを打ち明けていた友人から
唐突に「宝くじ買ってみれば☆」と
思わぬ角度のアドバイス
素直に従ってみました。

友人と上野で待ち合わせて
エッシャー展を観た帰りでした。

f:id:amamoto23:20180710070717j:image
「今、買っちゃお☆」というノリで
10枚。
本当に深い考えはなく
無心で。
しかしそのときは残念ながら
「なんか、当たらなそう」と思いました。
さて、結果やいかに。
それは、動画の後半で!!


天元ふみミニライブ 2018/7/8 百も承知のブルース~勝手~宝くじ

 

 

 

さてと、サマージャンボでも買うかな(欲)

 

 

「逢いたいのに逢えない」にまつわる考察

ライブをお休みしてますが
着々と歌を作ってはおります。
でも、
あんなにアホほど無計画に組んでいたライブがなくなると
そこで歌っていた歌を
カラダが忘れる気がします。
というか、忘れかけています。
リハビリ感覚で歌っています。
ミニライブ、と思ってご覧いただければ幸いです。
映像を凝ったり、ギターや声を重ねたり
他の楽器を打ち込んだりしません。
その代わり、ゆるく長くコンスタントにできたら、と思います。

 

さて1本目は
七夕ということもあり
「逢いたい、けれど逢えない」というテーマで。
好きな人には、当然、逢いたい。
逢いたいなら逢えばいいじゃん!
なんで「逢えない」の?!
片想いならば、話はわかるけど
なんで両想いなのに逢えないの?!
そこには、それぞれの事情があり、物語が生まれ、切なさもどかしさが加速します。
そして、その逢えない事情って
時代と共にかわるものでもあるな、と。
古典恋愛物語は
「逢いたいけど逢えない」理由のほとんどが身分の違い。
あとは物理的な距離。
現代社会で身分うんたらの話は(表向きには)無いし
このうえ、もし、将来「どこでもドア」的なものができたら
逢えない物理的な理由なんて
きっとほとんどなくなっちゃいます。
でも、逢いたいけど逢えないもどかしさは永遠に無くならない気がします。
逢おうと思えばいつでも逢えるという状況になってしまったからこそ生じる悩みや迷いもあると思うし。

 

 

んで、この「すごく会いたい」という歌ですが5〜6年前に作りました。
夜遅くに
会いたいなー!って強く思った人に
そうメールしたところ
「今日はぐっすり寝て、明日ベストな体調で会いましょう」と返事が来たときに
なんだかもどかしくなって作りました。
きっと、あのとき
どこでもドアがあったとしても
使わなかっただろうな。
逢いたい、って結局
自分ひとりのワガママだし
相手も同じくらい強く
自分に「逢いたい」って思ってくれなきゃ逢えないよ。っていうね。
織姫と彦星は年1回しか逢えないから
その分、相手の気持ちとか余計なことは案外考えないで済みそうだな。などと思ったりします。

 

 


天元ふみミニライブ 2018/7/7 逢いたくて逢いたくて~すごく会いたい

 

 

さて、サマージャンボ買うぞ〜!

 

羊を数えて興奮

こないだツイッター
ちらっと書いた
夏至遠足前夜的不眠症」(そんな病名はない)の件で
数名の方に
なんだかご心配をおかけしてしまって申し訳ないです。
タイミングがタイミングなだけに
精神的に弱っているのでは、と思わせてしまいましたね。
お騒がせしてすみません。
精神はいたって健康です。
普通に
居眠りしたり
鼻歌うたってたら知り合いとすれ違ったり
ワールドカップにハマったり
思い立って酸辣湯麺作ってみたら激マズかったりしています。

f:id:amamoto23:20180628084736j:image

 

6月頃に眠れなくなるのは
単純に
夏が始まる感じがなんかワクワクするから、だと思います。
思い返せば中学生の頃
寝る前に音楽を聴いていて
なんだかハイになってきて
音が立体的に見えるような
不思議な感覚に包まれて
お気に入りのアルバムを繰り返し聴いているうちに夜が明けていた
あれが始まりだと思います。
翌日の授業が眠かった。
プールはサボりました。

f:id:amamoto23:20180628084711j:image

 

しかし大人になった今
居眠りは色々支障が出ます。
(しちゃうけど)
だから、なんとか眠ろうと
寝付きの王道
羊数えの術に挑戦してみました。
視覚的想像力が貧困な私なりに
白いモコモコした生き物が
右手側から
真ん中の柵を飛び越えて
左側に移動する
単純なビジュアルを思い浮かべます。
「1匹…2匹…3匹…」
当然
左側に羊が増えていきます。
と、そこで気づいたのです。
「パッと見で数がわかるのって5までじゃね??」
いやいや、6匹でもいけるだろ
と思いきや
ゴチャッとなるとわからない。
ビジュアル的に3匹と3匹に分けたら
パッと見でわかるけど。
そんで分けることで数がパッとわかるのも10匹まで。
つまり5匹と5匹まで。
11匹とかになると「ん?」ってなる。

わー!なんか面白い。
これって私だけかな?
みんなそうなのかな?
羊以外でもそうかな?
…おお!みかんでも!カブト虫でも!100円玉でも!
わー!なんかワクワクしてきた!

 

ま、よく考えたら
そもそもそういうことだから
そろばんはあんな形だし
物を数える時は5で刻むし
世の中基本十進法なのだろうし。
てか、十進法の世界に生きているから
そういう思考になってるのか。
なんて
どうでもいいことを考えていたら朝になりました。
そうですね。…

重症です。

 

 

どぶとロック

神戸に住む弟からのラインで
昨日大きな地震があったことを知りました。
慌ててニュースを確認したら
多くの方が大変な思いをなさっているようで…。
余震も続いているようですので不安ですね。
どうぞお気をつけて。。

 

先週の話ですが

鹿児島県の南日本新聞
天元ふみのことを
取り上げていただきました。
これに関して
メッセージやコメントも多くいただき
ありがとうございます。
「新聞に載ったなんてすごいね!」といってくださる方が多かったです。
私は何一つすごいことをしていないので恐縮です。
でも、すごい、というか、率直に驚いた!ということですね。
何故に?急に?お前が?というね。
うん。本当にね(笑)

f:id:amamoto23:20180618064836j:image

これは、ひとえに
鹿児島で私を
温かく、いえ、熱く応援してくださる方の
ご尽力のおかげです。
地味に好き勝手にやっているだけの
ライブ活動を取り上げていただき
ありがたいやら恥ずかしいやら嬉しいやら。

取材をしてくださった方は
とても丁寧に丁寧にお話を聞いてくださいました。
ライブ会場にも足を運んでいただき
弾き語りも
過激団も
両方見てくださいました。
お忙しかろうに。。。

 

 

さて、色々なご意見をいただきましたが
活字だと、不思議なもので
天元ふみが随分とロックなヤツに感じますね。
「どぶで死んでも…」発言ですが

f:id:amamoto23:20180618065000j:image
母は苦笑。
祖母は爆笑。

f:id:amamoto23:20180618065024j:image

(昨年の爆笑祖母の図)
ロッカー賞賛。


でも、実際は
こんなに潔くかっこいい感じではなくてですね…ゴニョゴニョ。。。
職場の先輩に
将来を心配され忠告された際
売り言葉に買い言葉
冗談半分飛び出したものです。
「不安定な生き方をしてることは、わかっています。どぶで死んでも仕方ない、くらいにゃ思ってますよ!ははは!」と。
でも、「どぶ」の可能性の高い生き方を選んでいる分
大事な人や
これまでやってきたことを
裏切らないよう
出来る限り慎重に計算高く生きねば、とも思っております。
安全地帯には行かないけど
どぶじゃ死にたくないから、頑張る!
と思ってます。

 

あと、デッカい字ですが
「学歴捨て」という部分。
捨てた意識は無いですね。
単純に、今、学歴と関係ないことをやっている、というだけで
捨てたなんてかっこいいもんじゃないです。
あったらナニカと便利、と思っています。
ま、そもそも
そんな話わざわざしませんけど。
妙な反感買うこともあるし。
ただ、大学まで出してもらったことは本当にありがたいなーー!と思っています。
一応勉強頑張っといて良かったなぁとも。

とはいえ
「せっかくこの大学出たのだからこういう人生を」という考え方には縛られたく無いと思っていました。
縛られたく無いけれど、
何もなしに東京に来て
ふわふわ生きていけるほど世の中甘くはないだろうと思っていたからこそ、
大学出ておきたかったというのが本音です。

 


なんて
書けば書くほど言い訳がましくて
ロックじゃねえな。
せっかく担当の方のご厚意を。。。

とにかく、
私を激プッシュしてくださった方
記事にするまでご尽力くださった皆様
読んでくださった皆皆様
ありがとうございます。
ライブはお休みに入りましたが
私は元気です。

最後に一つ
これだけは言いたいという両親の言葉。
「あんたのどこが口下手だったのよ!!
口から生まれてきたような子だったが!!」
ですって。