公式栄養士
エリカ・アンギャル
という人の本を
同居の菊ちゃんが
(エリカ・キクチ)
「これ、いいですよ!」
と貸してくれた。
「世界一の美女になるダイエット」
という
図々しいタイトルの本を。
「世界の美女はもう白い物を食べるのをやめているわ」
とか
「日本の女性たちよ、アーモンドの実力をもっと知って」
とか
「食事を抜いてガマンして何かいいことあった?」
とか
高飛車な文体が
面白くて
最初は
バカにしいしい読んでいたのだが
…ふんふん
…なるほど
…そうだよなぁ
…私が間違ってました。ごめんなさいエリカ様。
と
すっかり改心
そうだよなぁ。
食事が身体を作るのだから
何も考えないで
はやい、やすい、うまいの
牛丼指向じゃ
ダメだよなぁ
しっかり考えて
少し工夫して
世界一の美女に!
は無理としても
自信ある人には
なりたいよなぁ
と
雑穀米や
野菜やフルーツを購入。
職場の休憩室で
アボカドとパプリカを
切っていたら
事務のお姉さんに
怪訝な目で
見られた。
じろじろ
見んじゃねー
こちとら今から
世界一の美女にならないといけないから
忙しいんじゃい!
と
心の中で
逆ギレ。
…美しくないなぁ