天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

そーむ

高校の同級生で

そーむ

というあだ名の

おんもしろい娘がいる。

そーむ=総務

中学のときに

学級の総務(委員長的な?)だったらしく

なぜか

高校でも

一部から

そーむ、そーむ

呼ばれ続けていた。

あだ名の通り

ものすごく真面目で

優しい人で

ただ、その真面目さと優しさが

常人の域を

超えているので

おんもしろくなってしまう。

高校時代

私は

親元離れて

下宿生活をしていたのだが

ある日

そーむが

下駄箱の前で

真顔で

「寺地、元気ある?

親の愛、足りてる?」

と訊いてきた。

面白すぎて

吹き出してしまったが

なんて優しくて

愛おしい人なんだ、と抱きしめたくなった。

大学4年のとき

教育実習先の学校が

私の家から

近かったので

1ヶ月私の家にいたことがある。

私はちょうど

芝居の公演中で

ほとんど家にいなかったが

そーむが

帰ったあと

冷蔵庫が

いっぱいに

なっており

あたたかな置き手紙が置かれていた(涙)

彼女は

宮崎に就職して

それ以来

しばらく会ってなかったが

そんなそーむが

結婚した、らしい。

聞いてねーぞ、こらぁ!

ってことで

先日

一緒に呑んでた

高校の同級生たちと

いっせいに

「くぉら!そーむ!

おめでとうドキドキ

というメールを送ったところ。

律儀に返事をくれて

今日

用事で

東京に寄るというので

チラッと

会うことに。

堅いお仕事で

忙しいそーむとは

本当に

チラッとだったが

昔のまんま

真面目で

優しくて

かいらしい人だった。

人妻か…

そーむ…

複雑なキモチ(笑)