天元ふみブログ

片付けられない感情を歌う「片付けられない女」の日常

 

2/26所沢MOJO最高でした。

この日は企画のビバ健さん

MOJOさんのお力で

満員満席

閑古鳥ワンマンの後だけに

尚更ありがたく感じました。

それに、久しぶりの方が

遠路はるばるお越しくださったこともあり

気合いもばっちり

楽しくステージに臨めました。

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初めましての方も多く

ついつい挑むような気持ちになりそうな自分をビールで微調整。

包み込むようにとMISIAな心持ちでステージへ。

 


「こんにちは久しぶり」で始めて

定番曲

「不安定な情緒」からの

変化球

「焼きそば頭のまみちゃん」で

ちゃんと聞いてもらえる空気になり

リアクションもくださるお客様ばかりで

1曲歌うたびにギュンと心が近くなる感覚。

ありがたやー。

できたばかりの歌だけど

ワナビア幽霊」と「自己嫌悪よこんばんは」は、やはり優秀。

ガラパゴス」「散歩の途中で」「職場のDIVA」といったインパクト重視曲と

乖離せず

深淵へと誘える雰囲気の歌ができてよかった!!

なんだかんだあって鉄砲でどん!

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ペーソスはやはり最高。

一見おじさま方の余興風演芸風でありながら

すごくソリッドな前衛芸術なのね、と改めて実感。

まず全員の立ち居振る舞い、出す音

全て計算され尽くしている。

そして島本さんの歌、歌詞、メロディーともに隙がなくて美メロ。

一度聞くと数週間

「揺れる二の腕よ〜♪」「て〜〜えいねん♪」

「一つ人より背が低い〜二つ不整脈〜♪」

「血糖値が高いから〜♪」と口ずさんでしまう。

その歌の魅力を最大限に聞かせる素地を作る

井原さんの司会も名人芸。

近藤さんのクラリネットとパーカッションが

音楽に彩りを添え、歌が垢抜ける印象。

末井さんのサックスは相変わらず良い音で、涙腺歌では泣きに泣いていた。

そしてやはりギター弾きとしては米内山さんの演奏には毎回痺れる。

確かな腕前と歌心のあるギターで

ペーソスの音楽はあの音色があるから成立するんだよなあ…

全員を推せるバンドです。

http://www.pathos-oyaji.net/profile.html

 


そして大トリの落語家さん

春風亭昇吾さんと

三遊亭遊喜さん。

どんな環境でも高座になるのだなあと。

奈良さんが落語家って

品は保ちつつ獣の感じがあるというようなことを書いてらっしゃったが

なるほどなあと。

目を奪われる。

目が合うと身がすくむような

何かゾクっとさせるオーラが満ち満ちていて

吸い寄せられて時空が捻れて引き込まれている。

面白いけど、恐ろしくもありました。

そういえば、この日をきっかけに

落語家さんのTwitterを色々観てたら

昔演劇やってたときに知り合った女の子が

「春風亭一花」という人気落語家になっていて驚き!!

皆様どうぞよろしくお願いします。

って勝手に宣伝。

あー今度寄席行こう。

 


とにかくこの日は楽しく気持ちよく。

全てのお客様とビバ健さん

お店の皆様に特大感謝です。

ありがとうございました。