界隈一怪しい見た目の「かくれみの」。
奇天烈な見た目とは裏腹に
真っ直ぐな声と力強くかつ繊細なピアノ
そして独自の視点、発想で生まれる自由な歌は
素朴でありながら普遍的だと思う。
力の抜けたステージングと力強い音楽との緩急が心地よい。
2年前
かくれみののライブを観ながら
彼女となら、2人ずっとステージにいながら
「あなたがそれ歌うなら、私はこれ」みたいに
その場その場で会話のように進行するライブができそうだな、と思った。
やってみたのが「百もスイカのブルース」。
試しにやってみたら、想像以上に良い感じだった。
ツーマンだけどワンマンみたいな
おのおのソロだけど、ちょっとユニットみたいな
そんな雰囲気でお届けするライブが「百も◯◯のシリーズ」です。
秋は「百も秋茄子」
冬は「百も雪だるま」
春は「百も桜」と
季節ごとに「百も◯◯のブルースシリーズ」は続き、今回から3周目に入ります。
季節に1度、顔を合わせて
「最近こんな曲作ったよー」
「そういや、こんな曲もあるよー」
「今、こんな気分です(かくれみのは即興の名手)」
「笠置シヅ子ってすごいのよー」
そんな会話をするようにお互い持ち歌を歌い合っている。
もちろんお客さんに向けているんですが
2人でキャッキャ感はあるかもしれない。
それを面白いと言ってくださる方がいたりしてニヤリ。
かくれみのがいると
その周りの人もみんな肩の力が抜けて自然体になる気がする。
張り切り屋、虚勢ハリのスケ、力みのおフミこと私も
かくれみのといるといい感じになる。
「かくれみのって寅さんみたいだなー」と思う。
カラッとしてて、粋で、愉快。
というわけで
粋でいなせなかくれみの
良い具合に力の抜けた天元ふみの
浅草、昼下がり企画。
よろしければ、ふらりとお越しください。
8月18日(日)
浅草Live in Apple
かくれみの天元ふみツーマンライブ3周目
「百もスイカのブルース」
14:30開場 15:00開演
投げ銭制